ご挨拶

はじめまして。

鮨武の毛利武司と申します。

1966年、東京四谷生まれ。

亀井鮨という明治20年から続いた鮨屋の4代目です。

亀井鮨は訳あって創業125年で役目を終えましたが

受け継がれてきた鮨の味をもう一度お客様に味わっていただきたいと

妻の生地であるここ代々木上原に「鮨武」と名前を変えて生まれ変わりました。

一口に「すし屋」といっても様々な形態のお店があります。

最近多いのは「酒を飲むための店」という趣のすし屋でしょうか。

「すし屋ではつまみと料理でお酒を飲んで、最後に少しだけ鮨を食べる。」

という感覚のお客様が主流のようです。

勿論私の店でもお酒とお料理を少々お出しいたします。

鮨武はお鮨を食べていただくお店です。

「鮨屋は鮨を食べるところ、酒が飲みたきゃ蕎麦屋へ行け」

とは、祖父の口癖だったと、先代がよく言っておりました。

さすがに今の時代にはそぐわない物言いですが

「鮨屋では美味い鮨を出すことに全てを注ぐ」

という亀井鮨の精神は私の中に活きつづけています。

鮨武にいらっしゃるお客さまには

「今日は鮨を食べる」

と思ってお運びいただければと思っております。

その思いの中で、どうぞお酒も存分にお楽しみください。

鮨武のカウンターでお待ちしております。

鮨武 毛利武司