今は情報が氾濫している時代です。
魚のさばき方だって、その料理法だって
ネットを当たれば大抵は動画付きでアップしてくれてたりします。
そして魚のさばき方も、調理法も
その地方や店の作法で随分と違うものです。
今目の前の人が教えてくれていることに
「別のところでは違うことを言われた」とイチイチ反応する人がいますが
教えたことに全力で取り組んでくれるのか心配になります。
このように過去や周りの情報に左右されて、今の目の前のことに集中できないことを「残骸がある」と表現しています。
残骸に邪魔されて成長できない、というわけです。
成長途上を自覚している方は
自己解釈をはさまず
言われたままにやってみることがすごく重要です。
もし言われたことが素直に受け入れられなくても
顔に出してはいけません。
これは今だけではなく、何年後、十何年後にあなたが自分の店を持った時もそうです。
お客様の話がいつでも必ず正確だとは限らないですね。
あなたはいちいちお客様の間違いを正さなくてもいいのです。
正してはいけない、と思っていてもいいでしょう。
そのための修業だと思ってみてもいいかもしれません。