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ペットボトルやめました

先日、ご来店されたお客様が、ひとしきり召し上がった後

「お水のペットボトル、やめることできませんか?」と切り出されました。

主にフランスから環境に配慮した食材などを輸入する仕事に携わっているというこのお客様に話しを伺ってみると、


  1. ペットボトルなどのプラスチックゴミの汚染は、今すぐに食い止めないといけないほど深刻な状況になっている。
  2. 分別回収されているペットボトルの多くが、実際には再資源化されずにゴミとして地中に埋められたり、海外に送り出されたりしている。
  3. ヨーロッパを中心とした海外では地球環境改善への機運が、市民レベルで盛り上がっているが、残念ながら日本ではその意識がとても低い。
  4. 海外から見た場合、東京の水道水は世界一クオリティが高く、飲料水として素晴らしいが、そのことに日本人は気づいてない。
  5. 日本人は「美食」の名のもとに飽くことなく美味しい水や食材を求め、結果的に大規模な環境破壊に加担しているが、このことへの警鐘はなされていない。

概ねこのようなお話でした。

『使用済みのペットボトルは水でゆすぎ、フィルムをはがして分別してゴミ出し』することで環境問題に”積極的に”取り組んでいると思い込んでいた私は、頭をガーンとやられたような気分でした。意識の低さに恥ずかしさもこみ上げて。

そうです。仮にすべて再資源化するにしても化石燃料は使われ、使われれば温暖化ガスが発生し、第一100%のリサイクルなどありえない。

それなら、なるべく使わないようにすればいい

単純にそういう話しです。

このお客様のお話しに反論する方もいらっしゃるでしょう。

でも「使わなければゴミは出ない」ことは100%確実です。

鮨武では水道水を一度沸かし、一晩自然に冷まして翌日清潔なガラスの瓶に詰めてお出しすることにしました。

浄水器も結局は廃棄物を生みますので使わない選択をしました。

「味がどうか」と問われれば、『100点』ではありません。

そういう話ではないのです。

皆が少しずつ配慮して「できるだけゴミを出さないように心がける」

それによるちょっとの不便や手数の増加は

「みんなで少しずつガマンしませんか」というこのお客様の提案に賛同したわけです。

現実にゴミの量は強烈に少なくなりました。

地球規模、から見れば小さなことです。でもこれからも続けていこうと思います。いい勉強をさせていただきました。

ありがとうございます。

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