天丼のてんや(テンコーポレーション)が一部の店舗で

「キャッシュレスにした(現金不可)」というニュースをみて

「やっときたぜ」

と思いました。

飲食の現場はなにかと重労働。

現金の扱いをなくすことで

  1. 釣銭の準備(両替)の必要がない
  2. 閉店後のレジ金過不足の問題がなくなる
  3. 不正や強盗の被害から免れる
  4. 衛生面(お金は雑菌の温床)の心配が減る

など現場的には良いことだらけ、ついでにこれらの作業も全て人がやるので人件費が発生します。

現金をやめることで会社的にもメリットがあるわけです。

いいことですね、すばらしい、拍手。

で、

鮨武としてはさらに踏み込んでお願いがあります。

それはてんやにではなく、政府に。

「日本全体でキャッシュレスにしてください。」

です。

例えば消費税は、翌年の3月に現金で収めなければなりません。

さらに前年には予定納税といって半額を現金で前払いする義務もあります。

「納期まで待ってたら払えなくなるでしょ、はいその前に納めて!」ってことです。

お客様から一時的に預かっているだけのお金なので「最初から無いモノ」と思っていればいいのだけど、現実に目の前から数十万円の現金をボンボン持っていかれると、なんというか胃にキューンとくるわけです。

クレジットカードって使ったらカード会社が自動的に手数料もっていくわけでしょ。一々店舗が預かって後から納めたりしないわけです。

だったら国も、消費者がカード(のみならず)つかったら自動的に8%持っていけばいいんですよ。

そうすれば事業者側も、期日に胃がキュイーンってならなくて済むわけでして。

平成28年、日本の消費税の滞納額は3700億円ですよ(所得税の滞納はそれ以上)

消費者から預かっておいて、自分の懐に入れちゃってる額が3700億円。

異常でしょ。

これに対して国の職員がたーくさん動いて徴収に躍起になるわけです、これにも経費がかかる。

事業者が「預かる」なんてやるから不正したり、つい運転資金に回しちゃったりする人がでてくるわけで

買い物でも飲食でも、お金が動いた瞬間に納税が済んでしまえば、税務署としても取りっぱぐれがなくなると思うんですがいかがでしょうね。

これを徹底するには、日本中で現金禁止にする必要がありますよね。

子どもが買う鉛筆1本でもすべてカード。

そのためのセキュリティ強化なんか頭のいい人が寄ってたかってやればできるでしょ。

日本中で現金禁止。

で、所得税も健康保険も年金も住民税もすべてキャッシュレス。

給料が支払われた時点で自動納税。

帳簿から「預り金」の科目は消滅!(これはどうでもいいか…)

もうね、完全にキャッシュレス、滞納税金ゼロ国家ニッポンって感じ。

そうすればなんか悪いことしてる人たちも、うっかりカード使っちゃってね

麻薬の密輸に1億円払ったら自動的に税務署に800万ばかり振り込まれてばれちゃったとかね。

結果的に税務署や地方自治体の人員大幅削減、歳入の健全化、職種による税金の不公平感も緩和、となんだか良いことばっかりのような気がしてきますよ。

最終的に税金も下がるんじゃないかしら、というのは楽観過ぎですかね。

まぁ鮨武としては毎日の仕入れが現金なので(築地は現金取引が基本です)これを毎朝用意するためにATMに行くのが面倒、っていう子どもみたいな理由もチラチラしてたりしますケドネ(汗

あ、経済学者ではないので難しい問題はわかりません。

鮨屋のおやじの戯言ってことでひとつ。