筋子です。
鮭の未成熟卵をこうよびます。
未成熟なので粒が弱く、バラそうとすると潰れてしまうのでこのまま切り分けて食べます。
もっと成熟して一粒ひとつぶがしっかりしてくるとバラすことができるようになり、これをイクラとよびます。
今日のは筋子でも多少成熟が進んでおり、ギリギリバラせるかどうか、という大きさですね。
イクラはロシア語から来ており「魚の卵」とか「小さい粒つぶ」を意味するんだそうです。
血管を掃除してから昆布を入れた5%程度の塩水に6時間ほど漬ければ出来上がり。
食べやすく切り分けていただきます。
因みに何もしないでそのままでもとーーっても美味しいです。
鮮度のいい筋子(イクラも)は食べなれたあの鶏卵の卵黄と同じ味がするんですよ。
どっちも生命のミナモトだから当たり前なのかもしれないけど。
が、生の筋子は日持ちがしませんのでやっぱり塩で漬けることにします。
筋子。
これが出始めると秋の到来を感じます。
まだバカ高いですが思わず買ってしまったのは
「もう暑いのはイヤだぁ。早く涼しくなれ~」
という気持ちの表れだったかもしれません。
2018-08-10