国産本鮪の聖地 大間にバイクで行ってきました④
大間から宮城県気仙沼へ
2016年9月13日 大間・気仙沼ツーリング2日目
大間を出るころに雨が降りはじめました。雨の移動は慣れてますがやっぱり気が滅入りますね。
今度は尻屋崎を経由しないので八戸への最短ルートで行きます。それにしてもグーグルマップのナビは便利です。たまに「そこまで近道しなくていーよ・・」ってくらいの裏道を選択してくれて苦笑いしますが。
広々とした広域農道をひたすら南下。雨がずーっと降っていて何となく気分も上がってこないです。さすがに疲れも出てきたし休憩できるところに止まろうと思っているけど、原野と原生林と畑ばかりでドライブインや道の駅がどこまでいっても出てこない。
コンビニはたまにあるけど、雨なので出来れば店内で休めるところがいいよね。
でも出てこない。自動販売機とベンチがあっても雨のなかで、結局給油のみで八戸自動車道に乗っちゃいました。
あまりの寒さと疲れで「次のパーキングに入ろう」と打ち合わせたものの、最初の福地PAはトイレと自販機、しかも屋根なし。こんなときバイクは休めないんですよね。。
泣く泣くスルーして次の折爪SAに飛び込んでやっと一息。さすがに身体が冷えてきました。見てみると大間から約180㎞ほぼノンストップ。この時点で16:30。この後は日没になりしかも雨足は強くなる予報。
コロッケと熱いコーヒーでしっかりと休みました。写真を撮ってないのはやっぱり疲れてたんでしょうね。
がんばって気仙沼へ
本当は東北道を一関で下りて国道284号線で気仙沼に入る予定でしたが、グーグル先生はなぜかずっと手前の水沢で降りるように指示、佐々木くんと合図をかわして先生に従うことに。
これが間違い。多分距離は短いのでしょうが真っ暗な峠道をいくつも越えて走ることに。路面はすべる、街灯はない、ヘルメットのシールドに油膜がついて前が見にくいとストレスの溜まるルートになってしまいました。
これが昼間なら北上川の眺めや山道を楽しむこともできたでしょうが…。
この辺り、よくできるヤツなんだけどちょっと残念なヤツでもありますG先生。
霧雨のような雨と真っ暗で曲がりくねった山道。佐々木君にミラーの角度を変えてもらい、私はハイビームに。二人分のライトで山道を照らしながら慎重に峠を越えてゆきます。この山越えが今回のツーリングで一番厳しかったと帰ってからも佐々木君とよく話します。
まぁ睡眠不足による影響がだいぶ強かったと思うけど、逆に言えば「あの過酷さがなければ居眠りしちゃってたかもしれないね」とも話してます。
今日の宿、気仙沼の一景閣さんにやっとの思いでたどり着いたのは21:30。さすがに疲労困憊だけどお腹もペコペコ。さっさとチェックインして濡れた物を着替え、10分後にはタクシーで地元の居酒屋へ。
おすすめの刺身を数点と焼き物をつまみに今日一日を振り返りました。長くてしんどかったけど充実、楽しい一日でした。山崎さんの船に乗ったのが遠い昔のようにも感じます。
2人で生ビール2杯ずつ、焼酎のお湯わり3杯ずつ飲んだところで時間切れ。わずか1時間くらいだけど旨い刺身を堪能できたし疲れもあって既にほろ酔い気分。次の店に行く気は到底なく、宿に戻って12時には布団にもぐりこんだのでした。